経営のプロ養成講座 「目指せ経営トップ」
組織運営の基本を前章で学びました。しかし組織を構成する人々の意識改革が必要です。すなわち出来たばかりのあなたのビジネス・ユニットに魂を吹き込む作業を真っ先に行わなければなりません。意識改革へのヒントをいくつか述べましょう。
第一章 日本経済の過去から現在までをふりかえる
現在日本経済を支えている中堅ビジネスマンの皆さんですら、日本製品がかって「安かろう、悪かろう」の代名詞として欧米諸国の人々から扱われていた事実を知る人が少なくなってきました。 戦後焦土の中から立ち上がった日本経済の現在に至るまでの「あゆみ」を知って頂きたいと思い、最初に「日本経済戦後五十五年の歴史」をふりかえります。
001 はじめに
日本経済の失われた十年も二十世紀で終わりを告げ、二十一世紀に入って、多くの企業は新しく進むべき道を見つけ出しています。
大量生産、大量販売の高度成長期と異なり、時々刻々変化する市場の要請に対して、企業経営者はピンポイントで進むべき方向を的確に見いだし、正しい施策を素早く打ち出さなくてはなりません。
このような時代の到来で、企業には「経営のプロ」が必要となって来ました。このことをいち早く認識した企業では、若い世代から候補者を「選び出し」、経営のプロを目指して「鍛える」動きが活発になっています。
このような動きに敏感な人々が欧米式MBA取得に懸命になっていますが、せっかくの欧米流経営手法も日本の経営風土には若干の違和感があり、私自身もどかしく感じておりました。日本には日本の企業風土があります。日本式経営の良い点も悪い点も熟知した上で、新しい時代に合致した日本流「経営のプロ」育成が急務です。
そこで私自身の経験から「このようにすれば日本流経営のプロを育成できる」との確信のもと、まとめ上げた内容を、経営のプロ養成講座「目指せ 経営トップ」として立ち上げました。
本書には経営のノウハウや「経営トップ」としての心構えなどが余すところ無く網羅されています。実戦に役立つ経営指南書としてご好評頂き、いま流行の経営塾の教科書など多方面に活用されています。
この機会に是非、日本経済の復権のためにも、あなた自身が「経営トップ」を目指して立ち上がって下さい。
また意識改革、風土改革に視点を絞った経営のプロ養成講座「目指せ 乱世のリーダ」も発刊しています。併せて活用ください。
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